サンルーフの後付けという革新的なコンセプトを打ち立てて世界的ベストセラーとなったHollandiaシリーズが13年ぶりにフルモデルチェンジされました。
さらに進化した新製品「H300 Comfort」、待望の日本販売に先駆けて国内初となる取付作業が行われました。

はじめに

こんにちは。
普段はウェブ制作に携わっている浅原といいます。
今回、縁あってベバストサンルーフの取付に立ち会うことになりました。

車の運転経験なし、車種などの知識もゼロの僕が行っていいのでしょうか。
不安を胸に作業場へと向かいます。

取付作業はベバスト社の後付けサンルーフを数多く手がけてきた株式会社エフォートにて行われました。

株式会社エフォート
株式会社エフォート
JAM ebina
〒243-0424 神奈川県海老名市社家972番地-1
TEL:046-232-8420 , JAM Ebina直通:046-244-5552
FAX:046-210-9388

取付を主に行うのはエフォートの宮寺さんとレアバリュー壁巣。
宮寺さんはベバストサンルーフの取付を数多くこなしてきたエキスパートです。
「気は優しくて力持ち」を体現したかのような柔和な笑顔がとても素敵です。

株式会社エフォート 宮寺さん レアバリュー 壁巣

今回取付する車はこちら。日本が誇るTOYOTAのカローラです。
堂々とした体躯とそれを包む深い黒色が威厳を感じさせます。
サンルーフをつけるということは、この立派なボディに穴を開けてしまうというしまうということなのでしょうか。

ひとまず成り行きを見守ることにします。

TOYOTA カローラ

まずは準備から

まずは準備から。
作業中に車内を汚したり傷つけたりしないよう、内装への気配りは必須とのこと。
ハンドルは保護され、座席には養生のシートが敷かれました。
準備万端!

座席には養生のシートが敷かれ、準備万端!

ルーフの角度を図り、今回の製品が取り付けられるかを最終確認します。
実際に取付には向かない車種もあるそうで、それは穴を開ける前に判断しなければなりません。
手つきも慎重かつ真剣です。

ルーフの角度を図ります

どうやらこの車は規格に合っているようで、配線等を考慮しつつテンプレートを利用して慎重に位置を決めていきます。

ルーフの角度を図ります

位置が決まったらマーキング、そしてその内側にドリルで穴を開けます。

マーカーされた内側にドリルで穴を開けます。

ためらいなくあっさり穴があきました。
作業の一環ですからいちいちためらってはいられないのでしょうが、初心者の僕はビビりました。

そして、内装にも手をつけていきます。
外側から開けた穴を目安にしてヘッドライニングにテンプレートを当ててマーカーでアタリをつけます。
そして、慎重にカッターで切り進めます。

これを見ていて、昔親の車の天井に落書きをして怒られたことを思い出しました。
乗って見上げるたびにバカな落書きが目に入り、怒られたこととともに、そんな落書きをした自分が恥ずかしくてたまらなくなりました。
ちょうどこの切り取られている部分です。

慎重にカッターで切り進めます。

ヘッドライニングが切り取れたら、サンルーフの取り付け箇所にかかってしまうルーフメンバーを切断します。
周りを傷つけないように気を配りながら電動カッターで少しずつ切断していきます。

慎重にカッターで切り進めます。

ルーフを切り取ります

ルーフメンバーを切り終えたら、いよいよルーフの切り取り作業に入ります。
先ほどのアタリに合わせてテープとシートでマスキングし、内側の余裕がある部分から切り取っていきます。

先ほどの穴を開けるなんてこととは比べられない大胆な行為にびっくりしてしまいますが、迷いなく作業を進める様子を見守るうち、驚きもおさまってきました。

いよいよルーフの切り取りにかかります。

ぽっかりと空いた穴に宮寺さんが入り、マスキングに沿って慎重に切り進めます。

ルーフの切り取りを2回に分けて行うのは、切り取られた部分の重さによってたわんだりするのを防ぐためだそうです。
そればかりでなく、こうやって人が入るスペースが確保されれば作業もしやすそうですね。

今度こそ本番!

カットしたルーフやルーフメンバーのエッジ部に錆止めプライマーを塗布します。
これをすることで切断部の錆を抑えることができます。
ていねいに塗って、じっくり乾かします。

錆止めプライマーを塗布

取り付け作業に入ります

錆止めプライマーが十分に乾いたらルーフ開口部にアッパーフレームをセットします。
その際、吸盤付きクランプツールでしっかりと固定します。

手持ち無沙汰なときにクランプツールを何気なく触っていたら机にセットされてしまい、外れなくなってしまいました。
四苦八苦の末に外れたのですが、この吸盤の強力さを身をもって体験しました。

錆止めプライマーを塗布

サンルーフモジュールの取り付けにかかります。
まずは準備を。
ボルトをしっかり取り付けます。

ボルトをしっかり取り付けます。

持ち上げてアッパーフレームのフックに引っかけてネジを締めます。
サンルーフモジュールはなかなかの重さらしく、長時間持ち上げていることは難しそうです。
時間が勝負!

持ち上げてアッパーフレームのフックに引っかけてネジを締めます。

サンルーフモジュールが無事に取り付けられたら、配線の処理、スイッチLEDの設定を行います。

配線の処理
配線の処理

スイッチLEDの設定は4色から

サンルーフを操作するスイッチのLEDは青・緑・赤・白からお好きな色をお選び頂けます。
お好みの色を設定することで、より自分らしいオリジナルな空間を作り上げることができます。

スイッチLEDの設定は4色から

水漏れチェック

さて、ここでひとまず作業を中断し、水漏れなどがないかをチェックします。
作業場から一旦外に車を移動し、水をかけていきます。
かなり強い勢いで水が10分以上にわたって浴びせ続けられます。
これで漏れなければ、台風時の暴風雨でも大丈夫です。

水をかけていきます

水漏れはなさそうに思えたのですが、車を移動させていると天井から水が落ちてきました。
どこかに隙間があるのでしょうか。
さっそく調査します。

もう一度じっくり見直してみると、アッパールーフの取り付け箇所に一部しっかりはまっていない部分がありました。
ここに水が溜まって、移動の振動で落ちてきたのではないでしょうか。

一部しっかりはまっていない部分がありました

きちんとはめ直して再び外へ。
先ほどと同じく、強めに水を浴びせます。

今度は大丈夫。
横から揺らしても室内に水が落ちてくることはありませんでした。

トリムシェルを取り付けます

さあ、いよいよ最後の仕上げ、トリムシェルの取り付けです。

一部しっかりはまっていない部分がありました

トリムシェルを取り付けるためにはヘッドライニングの高さが均等になっている必要があります。
そこで天井からの高さを測り、必要な箇所に詰め物をしていきます。

地味ですが、大切な工程です。

一部しっかりはまっていない部分がありました

トリムシェル取り付け時にやり直す場合、金具がモジュール側に残ってしまう場合があります。
その際はペンチで取り出します。

ペンチで取り出します

トリムシェルとモジュールがうまく噛み合うように慎重に位置を調整しながら設置していきます。
最後の一つまで、無事に金具が止まりました。
前方の二ヶ所のネジを止めてさらに固定します。

無事に金具が止まりました

スイッチ、スイッチカバーを設置して完成です。

スイッチ、スイッチカバーを設置して完成です

まるで最初から取り付けてあったかのように、違和感のない外観となりました。

サンルーフ 外側

晴れた日にはここから青空や星空を楽しめます。

サンルーフ 内側

新製品「H300 Comfort」取付の様子はいかがでしたでしょうか。
初めてということで若干手間取ってしまったところもありましたが、無事に取付けることができました。
堂々とした車体の雰囲気を壊すことなく、なんだかスマートな装いがプラスされたように思えます。

サンルーフ、なかなか侮れないですね。

ところで、新製品といってもどこに違いがあるのでしょうか。
取付の完成した車体を前に、実際に取り付け作業を行った二人にユーザー目線での印象を聞いてみました。

宮寺さん
本体の進化が素晴らしく、これにジャパンクオリティーを融合させていくことにより、ますますアフターマーケットでメジャーになるよう期待してます。
壁巣
トリムシェルやスイッチのカラーを選べるというのは意外に大きな利点だと思います。
スイッチの色一つで室内の印象が変わるので、インテリアに合わせたコーディネートができる柔軟さは新製品ならではの魅力です。

従来の良さはそのままに、より機能的かつスタイリッシュに進化した新製品「H300 Comfort」。
後付けサンルーフのスタンダードとして皆様の素晴らしいカーライフに貢献します。

H300 Comfortは取り付けに専門知識を必要とするため、現在一般販売を行っておりません。
取り付けご希望の方は、お近くの販売取付店へご相談ください。

また、製品に対するお問い合わせは下記よりお願いします。